半導体製造装置の輸出規制を強化へ、米・オランダと「対中包囲網」

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政府は31日、先端の半導体製造装置23品目について、輸出規制を強化すると発表した。回路幅が14ナノメートル以下の半導体向けの装置が対象。先端半導体をめぐっては米中の覇権争いが激化し、米国が日本やオランダに協力を呼びかけていた。事実上、中国を意識した規制とみられる。 【画像】山林の価格は2年で4倍に「まるでバブル」。青々としたキャベツ畑の中、突貫工事で建設が進むTSMCの工場  外国為替及び外国貿易法(外為法)の省令を改正し、半導体の材料に電子回路を書き込む「露光装置」の先端品などを「リスト規制」の対象に加え、輸出時に経済産業省の審査を必要とする。審査を簡略化する国・地域は米国や韓国、台湾など42に限られ、中国は含まれない。改正省令は7月に施行する方針。  米国は昨年10月、軍事転用の恐れがあるとして中国向けの半導体製造装置の輸出規制を強化。3月8日には、オランダが輸出規制の強化を表明していた。

ソース:半導体製造装置の輸出規制を強化へ、米・オランダと「対中包囲網」(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース