AR(拡張現実)とVR(仮想現実)の違いとは
実用化されているARの例
“AR”が広く世間に浸透したきっかけとなったのは、2016年に発売されたスマートフォン用のゲームアプリ「ポケモンGO」。世界的ヒットとなったこのソフトは、ピカチュウなど、お馴染みのポケットモンスターを捕獲するゲームで、登場したポケモンたちがスマホの画面を通して、目の前の現実世界に重なって表示されます。それによって、ポケモンたちが目の前にいるような感覚に!
顔を認識させて、さまざまなエフェクトをリアルタイムで画面上に表示させたり、撮影したりすることができる「SNOW」も多くの人が利用し、ARの効果、楽しさを広めていきました。
他に、ヨーロッパ発祥の家具量販店「IKEA」では、ARを導入したアプリ「IKEA…
AppleのAR/VRヘッドセットはスポーツ、ゲーム、iPadアプリが楽しめる
2023年4月19日
Appleが、6月5日開幕の世界開発者会議(WWDC23)で発表する見通しの、同社初の拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットでは、ゲームやワークアウトが楽しめるだけでなく、スポーツの試合観戦や、既存のiPadアプリが使えるなど、多様な使い方が可能になるようです。
既存のiPadアプリが使える!
Bloombergのマーク・ガーマン記者によれば、Appleは販売価格約3,000ドルとされるAR/VRヘッドセットが多くの消費者に受け入れられるよう、既存のiPadアプリを使えるようにした、と記しています。
関係者によれば、ユーザーはAR/VRヘッドセットの新たな3Dインターフェースを使って、サードパーティーが提供する多数のiPadアプリにアクセスできるとのことです。
AppleのSafariブラウザや、その他の純正アプリであるカレンダー、連絡先、ファイル、メール、マップ、メッセージ、メモ、写真、リマインダー、ミュージック、株価、天気などは、AR/VRヘッドセット向けに最適化されたバージョンが登場します。またヘッドセット向けのFaceTimeやApple…
iPhone15 ProMaxのカメラバンプは大きくなる?CADデータがリーク
2023.04.09
Appleは今年2023年9月にiPhone15シリーズを発売すると予想されていますが、発売に近づくにつれリーク情報が増えてきます。
Appleに関する情報で実績のあるリーカーが、iPhone15…
Samsung、ChatGPTの社内利用で3件の機密漏洩
2023年4月4日
韓国이코노미스트(Economist)は3月30日、Samsung…
半導体製造装置の輸出規制を強化へ、米・オランダと「対中包囲網」
3/31
政府は31日、先端の半導体製造装置23品目について、輸出規制を強化すると発表した。回路幅が14ナノメートル以下の半導体向けの装置が対象。先端半導体をめぐっては米中の覇権争いが激化し、米国が日本やオランダに協力を呼びかけていた。事実上、中国を意識した規制とみられる。…
ビル・ゲイツ「AIの時代はじまった」。AdobeとGoogleとMicrosoftとNVIDIAがジェネレーティブAI(生成AI)で続々と発表、技術カンファレンス開催に合わせ
3/22(水)
現地時間3月21日、ビル・ゲイツ氏は自身のブログで「AIの時代が始まった」と題したブログ記事を投稿し、人工知能が携帯電話やインターネットと同じくらい革命的であると伝えた。…
BritGPT」? 英国、AI開発用スパコンに9億ポンド投資
3/17
英国財務省は3月15日、2023年春期予算を発表。AIの開発にも使用可能な高性能スーパーコンピューターの開発などに9億ポンド(約1457億円)を投じると明かした。
世界最速クラスのエクサスケールコンピューターを目指す…
ソニー「『PSVR2』は、500万台以上売れた初代を超えるチャンスがあると思う」
2023.3.8
・ソニーによると、初代PlayStation…
ザッカーバーグも生成AI開発チームを設立へ…インスタグラム、ワッツアップなどへの導入を目指す
Mar. 02, 2023
ChatGPTの人気に伴い、多くの企業が生成AIテクノロジーに取り組み始める中、メタもそれに続いた。
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半導体産業が九州で復活へ、でも実は「読むとショック」なTSMCの報告書
2023.2.23
半導体世界大手TSMCが熊本県に工場建設することで、九州が「シリコンアイランド」に復活しようとしている。TSMCのデータや米国の動きを踏まえながら、改めてその意義を考えてみた。(未来調達研究所 坂口孝則)
TSMCの工場建設で九州の半導体産業が復活
九州が、「シリコンアイランド」として復活しようとしている。近年、半導体関連の投資が増加し、関連企業約1000社が集結。IC(集積回路)の生産は全国の4割を占める。
周知の通り、半導体の受託生産で世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県にて新工場を建設中だ(2024年末までに操業開始予定)。さらに、TSMCは日本で二つ目の工場建設を検討していることも明らかにした。早ければ25年内、熊本の近隣に設立する可能性が報じられている。実現すれば九州の半導体“熱”はさらに上昇するに違いない。
産業界は行政と連携し、九州7県で「九州半導体人材育成等コンソーシアム」も結成。半導体人材の育成や確保を拡充していくと発表している。関連企業の誘致は過去3年で急増し、インフラ整備も急ピッチで進む。
九州は原子力発電所が稼働しているため、安定的かつ(日本の他エリアと比較すると)安価な電力が確保できる。製造業が拠点を置く場所として比較優位性は高い。
TSMCが日本に進出すると報じられた当初は、生産予定の半導体が最先端のものではなかったことから、疑問視する声も相次いだ。しかし、世界中で半導体不足が深刻化したこと、地政学リスクも顕在化したことで、日本政府も尽力したTSMCの工場誘致は、評価されるに至った。
ただし、熊本では今、人材確保に苦労していると聞く。このあたりは引き続き、課題になるだろう。
ソース:半導体産業が九州で復活へ、でも実は「読むとショック」なTSMCの報告書…