Apple コーニング社に4500万ドルを投資、折りたたみスマートフォン専用ガラス開発中か

2021/05/11

近年ではスマートフォンに裏表ガラスが使用されており、その殆どが、コーニング社のゴリラガラスとなります。Appleはゴリラガラスとして知られるコーニング社に4500万ドルを投資したと伝えられています。

コーニングはさまざまな製品の保護ガラスを製造していますが、iPhone、iPad、AppleWatchなどの多くのApple製品にガラスを提供しています。

1年前、iPhone 12ラインナップでセラミックシールド技術を発表しました。Appleはそれが「どのスマートフォンのガラスよりも頑丈」であると主張し、Appleの主力製品であるiPhoneを落下による損傷に対して4倍耐性にすることができるとしています。

折りたたみ式iPhoneの新技術

Appleは、コーニングが4500万ドルの投資をどのように使用するかについては明らかにしていません。しかし、Appleが2023年に折りたたみ式iPhoneを発表すると主張する多くの噂やリークがあるため、タイミング的にこのディスプレイに使用する可能性が高いです。

2019年に、コーニングが曲げ可能なガラスを開発しているという報告がありました。コーニングは2020年2月、このテクノロジーを使用したデバイスが12〜18か月で市場に登場すると述べています。

コーニングが折り畳み式のガラスを作成できれば、より多くの折り畳み式のスマートフォンメーカーがそれを使用し、プラスチックディスプレイの問題を解決することが出来ます。

技術面では、コーニング社の目標は、厚さ0.1mm、曲げ半径3〜5mmの極薄ガラスを作成することです。これにより、折りたたみ式のスマートフォンは、開いていないときに6〜10mmの厚さに制御できます。

現時点では、コーニングからの製品に関するニュースはありませんが、Apple初の折りたたみ式iPhoneの発表時期が近づいていることは確かです。

ソース:Apple コーニング社に4500万ドルを投資、折りたたみスマートフォン専用ガラス開発中か – ガジェオタ (gajeota.com)