米エヌビディア、次世代チップは「フル生産」状態=CEO

2026年1月6日

[ラスベガス 5日 ロイター] – 米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は5日、同社の次世代チップは「フル生産」状態にあると述べた。
これらはチャットボットなどを起動する際に同社従来チップの5倍のAI(人工知能)コンピューティングを実現できるという。
テクノロジー見本市「CES」が開かれるラスベガスで講演し、年内に登場する自社チップに関する新たな詳細を明らかにした。
エヌビディア幹部がロイターに語ったところによると、チップはすでに自社の研究所でAI企業によってテストされている。
米エヌビディア、次世代チップは「フル生産」状態=CEO
1月5日、CES 2026で、エヌビディアの基調講演を行うジェンスン・フアンCEO。 REUTERS/Steve Marcus
6つの別々のエヌビディアチップで構成される「ベラ・ルービン(Vera Rubin)」プラットフォームは年内に発売される。フラッグシップサーバーは同社のGPU(画像処理半導体)72基と新しい中央処理装置36基を搭載する。
フアン氏によると、AIシステムの基本単位「トークン」の生成効率を10倍向上させることができる。
エヌビディアはまた、「コパッケージドオプティクス」と呼ばれる新しい接続方式を採用した新世代ネットワークスイッチもアピール。自動運転車の進路決定を支援する新しいソフトウエアも紹介した。
フアン氏は講演後の金融アナリストとの質疑応答で、AI用半導体開発会社グロックとのライセンス契約について「中核事業には影響しない」ものの、ラインアップを拡大する新製品が生まれる可能性があると述べた。 もっと見る
また、中国での「H200」チップ需要は強いと指摘。コレット・クレス最高財務責任者(CFO)は、中国に同チップを出荷するためのライセンスを申請しているが、米国といった政府からの承認を待っていると述べた。