任天堂の次世代機は2024年の下半期に発売か 海外メディアが報道
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新たな報道によれば、任天堂の次世代機は2024年の下半期にリリースされることになりそうだ。 「Nintendo Switch」画像・動画ギャラリー 情報源が海外メディアのVGCに伝えたところによると、未発表の次世代機用の開発キットが任天堂のパートナー企業に提供されたとのことだ。ローンチ時の在庫を十分に確保するため、リリース時期は2024年の下半期を予定しているという。 この次世代機はNintendo Switchと同様、携帯モードで利用できるとのことで、コスト削減のために有機ELではなく液晶ディスプレイを搭載するとのこと。またVGCによれば、パッケージ版で遊べるようにカートリッジスロットも実装されるとのことだ。 しかしながら、後方互換機能への対応の有無に関しては変わらず不明のままとなっている。IGN USはこの件に関して、任天堂へコメントを求めている。 5月には任天堂が、Nintendo Switchの後継機は早くても2024年4月まで発売しないと明言していた。任天堂の社長を務める古川俊太郎は投資家向け説明会のなかで、2023/2024会計年度中に新しいハードウェアを発売することは考えていないと説明したという。 しかし、Nintendo Switchの売り上げは減少している。前年度の販売台数は1800万台近くで、その前年の2300万台、さらにその前年の2800万台から減少となった。なお任天堂は、これに対処するために急いで新しいコンソールを販売することは検討しておらず、来年はさらに減少すると予想している。 「発売後7年目となると、Nintendo Switchの売り上げの勢いを維持するのは難しいです」と古川は述べている。「今年度の販売目標は1500万台と少々無理があるかと思いますが、達成できるよう、年末商戦に向けて需要喚起に全力を尽くします」 Nintendo Switchの後継機に関しては長年、様々な噂が立てられてきた。新しいコンソールは、PS4とPS4 Proのようにグラフィックが強化されると言われていたが、Nintendo Switchの後継機に関する公式情報は未だに任天堂から発表されていない。